第15話

4/8 夢

僕は、崖の近くに座っていた。

朝焼けなのか、夕焼けなのかわからない微妙な空気の中で、優しい音楽が流れる。

 

その言語は聞いた事の無いものだが、妙に心地よい。耳に残る、というよりは脳に直接響いている感じだ。

 

空から美味しそうな雨が降ってきた、まるで雨が僕の主な食糧源のようにそんな風に考えてしまった。

 

崖はどんどん伸びて、いつの間にか宇宙にまで到達している。

そうか、僕の、家は、ここなんだな。

 

妙に納得した夢でした。

 

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生える僕

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土曜日の夜、お酒を飲んでいて、友人たちとの会話のテーマが「恋人との会話ってどんなのをしている?」でした。


とある男は、恋人と2人で映画を見て、それについて話し合うことが大切だと言っていた。意見が合う、合わないでケンカするのではなく、認め合うことが必要だと。

 

確かに。

 

僕も恋人と2人きり、甘いムードの中で仁義なき戦いシリーズを一気見したい。それが僕の夢です。


大友のセリフでキャッキャ言ってしびれたりしてみたい。

 

 

「のう、おやっさん。神農じゃろうとバクチうちじゃろうとよ、わしらうまいもの食うてよ、マブいスケ抱くために生まれてきとるんじゃないの。それもゼニがなきゃ出来やせんので。ゼニに身体張ろう言うんが何が悪いの」

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