2019-04-23 第21話 はやいもので、平成も終わろうとしている。 令和、僕には何故かピンときた。 去年の今頃、僕は何をしていた? 具体的には一切思い出せないが、怠惰な生活をし、失意のどん底に沈んでいたことを想像するのは難くない。 人生はきっとまだ半分。 そう考えると、いままでの地獄より先の地獄を思って憂鬱になる。 僕が僕たる所以、それは考えること。 "それって疲れない?" "うん、すごく疲れる。" "たまには自分じゃなくなるのもいいかもね。" "挑戦してみたら?" 受動的に、残りの平成は生きてみよう。 おやすみ。 H