第21話

はやいもので、平成も終わろうとしている。

令和、僕には何故かピンときた。

 

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去年の今頃、僕は何をしていた?

具体的には一切思い出せないが、怠惰な生活をし、失意のどん底に沈んでいたことを想像するのは難くない。

 

人生はきっとまだ半分。

そう考えると、いままでの地獄より先の地獄を思って憂鬱になる。

 

僕が僕たる所以、それは考えること。

 

 

"それって疲れない?"

 

"うん、すごく疲れる。"

 

"たまには自分じゃなくなるのもいいかもね。"

 

"挑戦してみたら?"

 

 

 

受動的に、残りの平成は生きてみよう。

 

 

おやすみ。

 

H