第5話

私のライフワーク、VJについて。

 

今日の朝5時まで、僕がレギュラーで参加しているDownBeatSessionというパーティに出演して思ったことを、なるべく初期衝動を思い出しながら高校生のように綴ります。

 

やっぱりね、何でも自由に出来る環境が大切だなあとしみじみ思いました。

 

人それぞれなので、VJはこうあるべきみたいな野暮ったい話は今はしません。

 

自分にとってナイトクラブで映像の表現をするという行為は、即興性、そしてノーフューチャーな刹那的な感情をむき出しにし…don't think, feelの世界なんですね。

 

皆が寝静まった夜中に、不良が悪巧みをしている。そんな10代の頃に見た憧れの舞台をいまだに僕は忘れられません。

 

もう二度とやってこない今に、映像という楽器を駆使して彩りを加える。常々考えているセオリー、自分の今まで作り上げたメソッドをいかにぶち壊すか。それはJazzでもあり、Punk Rockでもあります。

 

矛盾なのですが、僕は初めての感動をこのままパーティに居座り続け、やり続けることでまた感じたい。脳がドロドロに溶けて蛹になって、成虫として羽ばたくようなあの自由をもう一度、体感したくているのです。

 

DBSで心がけていること、それは敢えて"なにも知らなかったガキでいること。"

 

それを許してくれるパーティに感謝です。自分だから呼んでもらえる、そんな有難いお言葉を胸に刻み込み今後もやってくぞ、というポジティヴな気持ちになれました。

 

Big Up, DownBeatSessionの皆

酒を飲んですぐ問題を起こす僕を笑って見過ごしてくれる懐の深さと、低空を見事に水平を保って飛ぶような素敵に狂ったビートを有難う。

 

毎回好きにやらせてくださるdj seenさん、改めて本当にありがとうございます。

真面目にやっている僕を見て今日はちゃんとやってんなー、と笑っている姿、とても頼もしいです。

 

そして最後に言わせて下さい(敬称略)、

DJ KENSEI, turn tha party out!!!(Happy Birthday!!!)

 

本日はIQ2でお送りしました。peace.

 

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